2020年4月19日(日)は、コロサイ4章7‐18節から「終わりの挨拶」と題して学びました。
コロナウィルス感染拡大防止のため、今回もZoomを使って礼拝を行いました。
Ⅰ、パウロの仲間たちからの挨拶(7-14節)
まず、手紙を運んだティキコとオネシモについて、使徒の働きやピレモン書から、その人物像を学びました。彼らは、ローマの様子やパウロたちの様子を伝えて、コロサイの信者たちを励ます役割があったことを学びました。
続いて、パウロの同労者たち6人を、一人ずつ取り上げて、学びました。特に、長期にわたってパウロと一緒に働いたルカと、やがて離れて行ってしまったデマスが対照的であることが印象的でした。
Ⅱ、パウロ自身の挨拶(15-18節)
パウロは、ラオディキアの兄弟たちやニンパとその家の教会のことも覚えていて、手紙を回覧するように指示していました。黙示録3章に記されているラオディキア教会の姿を思うと、彼らはパウロの手紙を心に留めなかったことが分かり、残念な思いになりました。アルキポへの言葉は、私たち自身に向けられた言葉として受け取ることが有意義であると学びました。最後は自筆で挨拶をしるし、恵みがともにあるようにという言葉で、手紙が締めくくられていました。
※まとめとして、獄中のパウロの周りにたくさんの同労者がいたことを覚え、主のための私たちの働きは、決して単独で行なうものではなく、同労者と協力して行なうべきであることを覚えました。また、当時の家の教会の様子を学ぶことは、現在の地域教会に関する固定観念を見直す機会となりました。
次回以降も当分の間、Zoomを使っての礼拝になると思います。参加を希望される方は、事前にお問合せフォームからご連絡ください。よろしくお願い致します。