2019年9月15日は、コロサイ1章13-17節から「神の御子の本質とみわざ(1)」と題して、学びました。
Ⅰ、暗闇の圧制からの解放(13,14節)
サタンの王国は暗闇であり、私たちは、信頼できるもののない不安、希望が持てない絶望、愛のない孤独という状態に束縛されていたけれども、イエス・キリストを通して、サタンの圧制から救い出され、キリストの愛の王国に移されたことを学びました。
主イエスは、私たちを贖うためにご自分の血を流すこともいとわないほど、大きな代価を払ってくださいました。また、主イエスは、私たちの罪の負債を、十字架上で全て清算して下さり、完了したと宣言してくださったことを学び、私たちに与えられた恵みの大きさを覚えました。
Ⅱ、御子の本質(15-17節)
コロサイ教会には、キリストを神以下の存在と見る教えが入り込んでいたので、キリストを正しく理解することが必要でした。
御子は、見えない神の「かたち」であるとの表現には、神がどのようなお方であるかを人間の目に見える形で示してくださったという意味と、御子は神の代理人であるという意味があることを学びました。
また、造られた全てのものより「先に生まれた」方であるという表現は、誕生とは関係がなく、全てに優る最高の地位を占めていることを意味していることを学びました。
パウロは、イエスが被造物であるという間違った教えに対抗して、主イエスは万物の創造主であり、この世界の全てのものを維持しておられるお方であることを強調していることを学びました。
コロサイ教会には、御使い礼拝をしている人もいたようで、御使いも被造物に過ぎず、主イエスは御使いをも造られた創造主であることも述べられていました。
※まとめとして、神の国とサタンの国の歴史と将来について概観し、今の時代に救われることの幸いについて考えました。