2019年9月1日の岡山聖書フォーラムでは、コロサイ1章9‐12節の、パウロの祈りについて書かれた箇所を学びました。
Ⅰ、神に関する知識(9節) 「知識」
パウロは、コロサイ教会の信者たちが、神のみこころに関する知識に満たされるように祈っていました。
その知識が「真の」知識になるためには、「霊的な知恵」と「理解力」が必要であると書かれています。
前者は、得られた知識を実生活に適用するためのものであり、後者は、神のみこころに適うかどうかを見分けるものであると学びました。
Ⅱ、善行のうちに実を結ぶ(10節) 「行動」
神のみこころに関する真の知識に基づいて行動することが、「主にかなった歩み」であり、主に喜ばれることであることを学びました。知識だけではなく、行動が伴うことの重要性を確認しました。
善い行いを通して実を結ぶことによって、さらに深く、神を知る知識を得ることができると教えられました。
Ⅲ、父なる神への感謝(11,12節) 「感謝」
クリスチャンが善い行いをしたとしても、この世では反感をかったり、憎まれたりすることがあります。
そのような時に、パウロは、彼らが力を与えられて強くなるように、と神に祈りました。
忍耐と寛容をもって、試練のただ中にあっても、神に感謝を捧げられることこそ、クリスチャンの勝利であると言えます。
苦難の中でも喜ぶ秘訣は、私たちには、光の中(天)に蓄えられている相続財産に与る資格が与えられていることを、いつも覚えることである、と学びました。
※まとめ
クリスチャンの成長は、この「知識」「行動」「感謝」のステップを繰り返すことによって、もたらされるのだということが教えられた。