みやまバイブルスタディ(みやま集会)

イエスのことば 第32回 2022年12月10日

2022.11.26

カテゴリー:0 BS内連絡

2022年12月10日

□イエスの公生涯の4つの時期

新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。

イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。

起: 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承: メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転: 弟子訓練
結: エルサレム入城から十字架、復活、昇天

第9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
第10回からは、「承」の時期に入っています。

□今回のことば

起承転結の「承」の部、メシアとしての権威を現わす時期は、終わりに近づいています。
ついに指導者層は、イエスをメシアではないと、公式に拒否しました。

拒否を受けた日から、弟子たちに対するレッスンが4回続きました。

レッスン1は、拒否の日の夕方から、日没後にかけて起きた出来事でした。
イエスと弟子たちが舟に乗ってガリラヤ湖の対岸に向かっていると、突風が吹いて大波が起こり、舟は沈没寸前になりました。
このとき、イエスが風と波を鎮めて、自然を制する力を持っていることを弟子たちに示しました。
レッスン2は、対岸に着いてから起きた出来事でした。イエスが悪霊を制する権威を持っていることを弟子たちに示しました。
レッスン3は、対岸から戻ってから起きた出来事でした。長血の女の病を癒し、会堂管理者ヤイロの娘を死からよみがえらせて、病と死を制する権威を弟子たちに示しました。
前回は、レッスン4、盲目を制する権威を示した出来事でした。その直後に、イエスは、悪霊につかれて口のきけない人から悪霊を追い出し、その人がものを言うようになりました。まさに、旧約のメシア預言(イザヤ35:5~6)のとおりであり、イエスがメシアであることが確認されました。

今回は、イエスが十二使徒を国内各地に派遣した出来事です。その目的は何だったのでしょうか。
派遣の前にイエスが十二使徒に祈るように命じたことばが、目的を探る糸口です。

また、群衆を見て深くあわれまれた。彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れていたからである。
そこでイエスは弟子たちに言われた。
「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」(マタイ9:36~38)

□実集会のみです、オンライン同時配信はありません

コロナ感染症が依然として懸念されますが、感染防止に配慮しつつ、小規模での集会を再開します。

みやま集会では、実集会の進行に集中させていただきたく、オンライン同時配信はいたしません。
オンラインでは、1月4日の水曜日、夜の8時から1時間程度、同じテーマを扱いますので、そちらへの御参加をお願いいたします。

集会用資料(PDFファイル)

資料は、6ページです。

聖書フォーラムみやま集会20221210

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代表 :清水 誠一

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