イエスのことば / 自然を制する / 押し寄せる群衆から離れる、舟は沈没の危険が迫る、イエスは眠っておられた、弟子たちの叫び、メシアに信頼すること(再)
2022.08.11
カテゴリー:s イエスのことば
2022年9月7日
□毎月第一水曜日夜のオンライン集会
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
前月のみやま集会のテーマと同じです。そのため、「〇〇回(再)」と表示しています。
□今回のことば
起承転結の「承」の部、メシアとしての権威を現わす時期は、終わりに近づいています。
指導者層による公式の拒否を受けて、イエスの宣教活動には、大きな変化が起きました。
そのような変化には、二つあります。
一つは、しるしに関して、もう一つは、教え方に関して、です。
変化の第一、イエスは、拒否を受けてその場で、しるしに関する新しい方針を指導者層に示しました。
今後、イエスがメシアであることを示すしるしとしてイスラエル民族に与えらえるのは、「ヨナのしるし」のみ、すなわち、よみがえり・復活のしるし、のみです。
変化の第二、イエスは、拒否を受けたその日、たとえで群衆に語り始められました。
その日のうちに、5つのたとえ話を群衆に、さらに4つのたとえ話を弟子たちに、合わせて9つのたとえ話を語りました。
前回は、その日、たとえ話を群衆に語っている間に起きた出来事でした。
イエスの母や兄弟たちが来て、イエスを呼び出し、家へ連れ帰ろうとしましたが、イエスは、地上での血縁関係をすべて切って、信者との霊的関係のみを受け入れました。
今回は、拒否の日の夕方から、日没後にかけて起きた出来事です。
イエスが風と波を鎮めたという出来事で、自然を制する力を持っていることを弟子たちに示しました。
メシアの公生涯の起承転結、転の部の弟子訓練にはまだ入っていませんが、弟子たちに対するレッスンは、拒否を受けた日から、すでに始まったのです。
「どうして怖がるのですか。まだ信仰がないのですか。」(マルコ4:40)
□集会用資料(PDFファイル)
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約35分です。
https://www.dropbox.com/s/7vjml9opvkfkv3g/220907%E6%B0%B4%E6%9B%9C%E4%BC%9A.mp3?dl=0