2024年4月10日・14日 イエスのことば第46回
□イエスの公生涯の4つの時期
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。
起： 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承： メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転： 弟子訓練
結： エルサレム入城から十字架、復活、昇天
第9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
第10回から第33回までで、「承」の時期を終えました。
□今回のことば
第34回から「転」の部、弟子訓練の時期に入りました。十字架まで、あと1年余りです。
紀元29年の春から秋にかけて、イエスは異邦人の地域へ４回旅行しました。
その目的は、退避と休息、そして弟子たちの訓練にありました。
４回目の旅行、ピリポ・カイサリアでは、ペテロによる信仰告白という大きな出来事がありました。
そのあと、イエスはペテロとヤコブとヨハネの3人の弟子を連れて、高い山（おそらくヘルモン山）に登りました。
山上でイエスが光り輝き、旧約の聖徒であるモーセとエリヤが現れるという出来事がありました。
前回をもって、４回にわたる異邦人地域へのリトリートは終了しました。
今回は、イエスの伝道拠点であったガリラヤのカペナウムへの帰路でなされた「死と復活の予告」、そして帰還したあとになされた、弟子たちへの実際的な教えです。
さて、弟子たちの間で、だれが一番偉いかという議論が持ち上がった。しかし、イエスは彼らの心にある考えを知り、一人の子どもの手を取って、自分のそばに立たせ、彼らに言われた。「・・・あなたがた皆の中で一番小さい者が、一番偉いのです。」（ルカ9：46～48）
□集会用資料（PDFファイル）
□音声録音（MP3）
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約35分です。
https://www.dropbox.com/scl/fi/igbvjxgk63x0lvpwyakv3/240414.mp3?rlkey=99hv72is4r5qduns7dm4a3v1x&dl=0
