□イエスの公生涯の4つの時期
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。
起: 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承: メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転: 弟子訓練
結: エルサレム入城から十字架、復活、昇天
第9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
第10回から第33回までで、「承」の時期を終えました。
□今回のことば
第34回から「転」の部、弟子訓練の時期に入りました。十字架まで、あと1年余りです。
第34回「五千人の給食」では、弟子たちがパンや魚、すなわち人の体に必要な食べ物を群衆に与える訓練でした。
ここでの教えは、霊的な食べ物を与えるという弟子たちの本来の使命につながります。
前回、第35回は、「五千人の給食」の直後に起きた出来事でした。
給食を受けた群衆がイエスを王に擁立しようとしますが、イエスはその動きを拒み、弟子たちだけを舟に乗せて出発させました。その直後、湖上は嵐となり、この嵐の中で受けた訓練により、弟子たちはイエスの神性を認めました。
今回は、嵐の中での訓練を終え、ガリラヤ湖の北西岸に戻ったときの出来事、そしてカペナウムに戻ってきたときの出来事です。
カペナウムのイエスのもとに、あの給食を受けた群衆が再びやってきました。
彼らと弟子たちに、イエスは「いのちのパン」について教えます。
イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。
(ヨハネ 6:35 )
□実集会のみです、オンライン同時配信はありません
コロナ感染症が依然として懸念されますが、感染防止に配慮しつつ、小規模での集会を開催します。
みやま集会では、実集会の進行に集中させていただきたく、オンライン同時配信はいたしません。
オンラインでは、5月10日の水曜日、夜の8時から1時間程度、同じテーマを扱いますので、そちらへの御参加をお願いいたします。
□集会用資料(PDFファイル)