2022年2月12日
□イエスの公生涯の4つの時期
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。
起: 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承: メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転: 弟子訓練
結: エルサレム入城から十字架、復活、昇天
第9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
第10回からは、「承」の時期に入り、イエスがメシアとしての権威を現わす中で語られたことばを見ています。
□今回のアウトライン
- ガリラヤ地方の町々の不信仰を責める(マタイ11:20~24)
- 天の父への祈り(マタイ11:25~27)
- イエスを信じて弟子となるようにとの勧め(マタイ11:28~30)
□今回のことば
起承転結の「承」の部、メシアとしての権威を現わす時期は、終わりに近づいています。
前回から、いよいよ「承」の部の結末、メシア拒否に入りました。
拒否の前触れは、意外なことに先駆者ヨハネから出ました。
今回は、ガリラヤ地方の町々に対して、その不信仰をイエスが責めた出来事です。
このときイエスは、天の父への祈りを通して、不信仰の理由を二つ、述べています。
そして、最後にイエスは、あらためて人々にイエスを信じて弟子となるように勧めました。
今回のイエスのことばは、その勧めのときのものです。
すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。 (マタイ11:28)
□集会用資料(PDFファイル)
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約36分です。