2021年1月23日
□イエスのことば 第10回
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
イエスの公生涯を、起承転結、4つの時期に分けると、次のようになります。
起: 受洗から、メシア宣言を経て、宣教開始まで
承: メシアとしての権威を現わすも、指導者層の拒否を受ける
転: 弟子訓練
結: エルサレム入城から十字架、復活、昇天
前回の9回までで、起承転結の「起」の時期を終えました。
今回、第10回からは、「承」の時期に入り、イエスがメシアとしての権威を現わす中で語られたことばを見ていきます。
今回は、重病で死にそうになっている息子を癒してもらいたいとイエスを訪ねてきた人に語ったことばです。
「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じません。」(ヨハネ4:48)
イエスは癒しを求めてきたこの人に向かって、不信仰を叱っておられるように聞こえることばです。
しかし、イエスの真意がそうでないことは、前後の文脈を追っていくと、よくわかります。
今回は、病気の癒しに関してイエスがメシアとしての権威を現わした出来事として、ここの文脈をとらえる中で、イエスのことばの意味を理解したいと思います。
□集会用資料(PDFファイル)
詳しい資料(4ページ)と要約したスライド資料(12ページ)の2種類です。
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約48分です。