2020年12月5日
□イエスのことば 第9回
新約聖書の4つの福音書を時系列に追いながら、イエスが語られたことばを、ひとつひとつ学んでいきます。
今回は第9回、イエスがユダヤ地方からサマリア地方を経由してガリラヤ地方へ移動する旅の途中、サマリアのスカルという町の井戸の傍らで、ある女性と対話した後、弟子たちに語ったことばです。
「わたしはあなたがたを、自分たちが労苦したのではないものを刈り入れるために遣わしました。ほかの者たちが労苦し、あなたがたはその労苦の実にあずかっているのです。」(ヨハネ4:38)
弟子たちが遣わされるのは、まだ先のことと考えると、このことばはどういう意味か?と、疑問に思っていた方もおられるのではないでしょうか。このことばの意味を、当時の先駆者ヨハネの活動との関連を見ながら、理解したいと思います。
また、イエスはサマリアでメシアとして受け容れられたあと、ガリラヤに戻りました。
ガリラヤ地方の人々もイエスを歓迎して、メシアとして受け容れました。
そして、いよいよ、ガリラヤのカペナウムという町を拠点にして、イエスの宣教が本格的に始まりました。
そのとき、宣教開始のことばは、次のとおりでした。
「この時から、イエスは宣教を開始し、『悔い改めなさい。天の御国が近づいたから』と言われた。」(マタイ4:17)
「悔い改める」とはどういうことか、「天の御国」とは何か、福音書の中でも最も基本的かつ重要なことばが、ここにあります。
□集会用資料(PDFファイル)
詳しい資料(7ページ)と要約したスライド資料(11ページ)の2種類です。今回の聖書箇所について、資料2ページで「ヨハネ4:28」と記載していますが、正しくは「ヨハネ4:38」です。
資料(PDFファイル 7ページ、うち最後の2ページは賛美の歌詞です。この歌詞は、実集会開催予定のときのものですので、オンライン集会では使用しませんでした。集会用資料としては、1~5ページの範囲指定で印刷してください)
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約63分です。