2018年9月8日
■救いの3つの段階
2018年6月から、みやま集会では、救いの3つの段階である「義認・聖化・栄化」を学んでいます。
救いとは、一言で言えば、人が神によって造られた本来の目的のとおりに完成されることです。その完成のことを、「栄化」と言います。救いの入り口は「義認」、その入り口から入って完成に向かう途上が「聖化」、そして完成が「栄化」というわけです。
人が救いを受けるかどうかは、その救いの入り口に入るかどうかで決まります。聖書では、救いの入り口に入ることを、「神から義人であると認められる」と表現します。これを短く言ったのが、「義認」です。
では、人はどのようにしてその入り口に入るのでしょうか。また入ったらどうなるのでしょうか。聖書では9つのことを教えています。その9つのこととは、「再生、転回、信仰、悔い改め、告白、赦し、転嫁、子とされること、救われたことの確信」です。
■ 前回までの内容から 「再生」と「転回」
再生とは、信じる者に永遠のいのちを与えてくださる神のわざです。
その再生のみわざを行うのは、三位一体の神のうち、聖霊なる神です。信者は、聖霊によって霊的に生まれた者です。
人は、まず肉体をもって生まれます。そして、信仰によって2回目には霊的に生まれます。再び生まれるので、「再生」と呼びます。
転回とは、再生に続いてなされる神のわざであり、罪の性質に縛られていた人が、意識的にその生き方を神の方に向けるようになることです。
人の側には、神への信仰と今までの生き方についての悔い改めが伴います。
■ 今回の内容 「信仰」
再生と転回において、信仰は重要な要素であることを見ました。今回は、信仰について聖書がどのように教えているか、詳しく学びます。日本語で、信仰というと、神仏を信じて仰ぐこと、神仏についてのある人の教えや思想に傾倒することなどを意味しますが、聖書の「信仰」や「信じる」とは、誰かが証言する事実を、自分はそれを見ていないのですが、証言の信ぴょう性を判断して、真実であると確信することを意味します。
本日は、信仰について、次のアウトラインで学びます。
- 信仰の意味
- 信仰の種類
- 信仰の形成
- 信仰の保証
- 信仰の特徴
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