前橋聖書フォーラムでは、「御国の福音」と題した学びのシリーズを進めています。この学びは、「神の御国」を軸として、創世記から黙示録までの流れを概観していこうというものです。
※なお、この学びは、マイケル・ヴラック(Michael Vlach)博士の著書『神の王国の聖書神学』(He Will Reign Forever: A Biblical Theology of the Kingdom of God, Silverton, OR: Lampion Press, 2017)を土台としています。
今回はエレミヤ書の後半から、御国のご計画と関係する箇所を重点的に学びました。
テキストは以下から閲覧できます。
○預言書における御国の計画のまとめ
1.イスラエルは不信仰(モーセ契約に対する不従順)により裁かれる。
2.神はイスラエルと諸国民を罪の故に裁かれる。その裁きは世界大の苦難の時であり、「主の日」と呼ばれる。
3.裁きの後、王なるメシアが来られ、神の王国が建てられる。
4.王なるメシアの到来によって、イスラエルは慰められ、回復させられる。
5.回復させられたイスラエルは、諸国民を祝福するという「祭司の王国」としての役割を果たす。その結果、諸国民もまたメシアの統治下において祝福される。
6.以上のことは、神の無条件契約の成就である。
次回の「御国の福音」の学びは、12月8日(土)の予定です。
タイトルは「ダニエル書と御国の計画」です。