前橋聖書フォーラム

「御国の福音」第2回:御国とアブラハム契約

2018.06.09

カテゴリー:お知らせ, 御国の福音

前橋聖書フォーラムでは、「御国の福音」と題した新しい学びのシリーズを始めました。この学びは、「神の御国」(the kingdom of God)を軸として、創世記から黙示録までの流れを概観していこうというものです。

※なお、この学びは米国The Master’s Seminaryの神学教授Michael Vlach博士の著書、『He Will Reign Forever: A Biblical Theology of the Kingdom of God』を土台としています。

前回は創世記1〜11章の中で、「神の国」という概念がどのように展開されているのかを取り上げました。
今回は創世記12〜50章から、アブラハム契約と「神の国」の関係について学びました。

テキストは以下から閲覧できます。

02_AbrahamicCovenant

アウトラインは次の通りです。

  1. アブラハム契約の付与(創世記12:1–3)
  2. 「リトマス試験紙」としてのイスラエル
  3. 王国と土地
  4. 王国とユダ族(創世記17:6;49:8–10)

今回学んだ創世記12–50章における御国の計画のまとめは、次の通りです。

  1. 神の御国の計画では、アブラハムと彼から出る大いなる国民(イスラエル)が中心となっていく。
  2. イスラエルに起こること、そして約束の地で起こることは、他の諸国民にも起こることのモデルとなる。
  3. ヤコブの息子であるユダの子孫は、王を輩出する家系となる。そして、その家系から究極的な王(イエス・キリスト)が生まれる。
  4. ユダ族から出る王は異邦人諸国を支配し、また物質的祝福をもたらす。

次回の「御国の福音」の学びは、7月14日(土)の予定です。

テーマは「御国とモーセ契約」で、出エジプト記〜申命記を概観する学びとなります。

前橋聖書フォーラム

代表:天笠 健一

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