□洗礼式
洗礼式の順序は次のとおりです。
- 祈り
- 賛美(選曲は受洗者の希望をうかがっております)
- 聖書朗読(Ⅰコリ15:1~8、テトス3:3~7、Ⅰヨハネ1:7~9)
- 証し文(受洗者が信仰の導かれた経緯を証言します)
- 洗礼
洗礼は、熊本聖書フォーラムの会場の中の洗礼槽(注:一般家庭のお風呂です)で行います。
洗礼を受けるときの動作は、次のとおりです。
- 洗礼槽の中に受洗者は入り、立ちます。
- 長老(牧師)が傍らに立ち、受洗者にキリストの弟子として歩む意思を確認します。受洗者は、ひざを曲げて、洗礼槽の中に座ります。
- 長老(牧師)は、主・イエス・キリストの御名によって洗礼を授けることを宣言します。受洗者は鼻と口をハンカチで覆います。長老(牧師)は、受洗者の肩を支えながら、受洗者を水の中に仰向けで浸けます。
- 1、2、と数え、「3」で水から起き上がります。
□今回の受洗者は二人
一人目は、緒方紀代美(おがた・きよみ)さん、熊本県在住の60代の女性です。2013年1月26日の熊本聖書フォーラム開所式で、信仰告白をされました。そのとき、緒方さんを信仰告白を導いたのは、中川健一先生です。その後、熱心にフォーラムの集会に参加を続けてくださり、このたび、ご主人のお許しをいただいて洗礼を受けることになりました。
二人目は、稲辺美咲(いなべ・みさき)さん、神奈川県在住の20代の女性です。大学で中東史を専攻する中で、聖書の世界にふれるようになり、さらに大学がいっしょだった野村恵悟兄の導きで聖書を学び、3年前に信仰に至りました。
結婚の前に洗礼を受けたいと願われましたが、関東地区のフォーラム集会がコロナ感染症の影響で休止する中、ちょうど熊本集会ではオンラインで洗礼準備会を始めるときでしたので、そのオンライン準備会に参加され、このたび熊本にて洗礼を受けることになりました。
お二人の証言は、人それぞれに、神によって信仰に導かれる時があるということが、よくわかる内容でした。
その音声録音(ファイル形式:MP3)をこのサイトで公開することについて、お二人の許可をいただきました。
ぜひ、次をクリックしてお聴きください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約22分です。
□今回の学びのテーマ 「洗礼式が表す神の救い」
洗礼は罪や汚れを洗い流すものではありません。
人は神を信じたとき、すべての罪と汚れから清められました。
これを「救われる」または「義と認められる」といいます。
洗礼は、すでに救われた信者が受けるものです。
では、洗礼式にはどういう意味があるのでしょうか。
洗礼式には、5つの要素があります。
- イエスの御名によって受ける
- 水を用いる
- 水の中に沈む
- 水の中から上がる
- キリストにつぎ合わされる
これら5つの要素が象徴する神の救いについて学ぶ、それが今回の学びです。
イエス・キリストを通して信者に与えられる神の救いが、どれほど素晴らしいものかをみます。
今回の学びの資料は、簡潔にポイントを記したスライド形式です。次をクリックしてください。
スライドは18コマ、1ページに2コマ入れていますので、全部で9ページのPDFファイルです。
今回は、音声録音はありません。