■二つの区分
へブル人への手紙は、大きく二つに分けると、神学的理論を中心とした第一区分とその適用である第二区分になります。
第一区分では、ユダヤ教の三本柱である「天使」、「モーセ」、「アロン」と御子イエスが比較され、御子がこれらよりもさらに優れたお方であることが説明されます。
第二区分では、御子の優位性を理解したうえで、信者はどのように歩むべきかが語られます。
■第二区分の内容
第二区分は、4つのパートから成ります。第一は「勧めのための2つの基盤と4つの勧め」、第二は「旧約の信仰者たちの生き方を手本とする」、第三は「信仰を持ち続けることの勧め」、第四は「まとめとしての勧め」です。
■前回の内容
前回から、第二区分の二つの目のパート「旧約の信仰者たちの生き方を手本とする」(第11章)に入りました。前回は、1節から3節までで「信仰の忍耐」について扱い、合わせて、11章全体を概観しました。
■今回の内容
へブル人への手紙第11章4節から38節まで、旧約の信仰者たちが時系列で登場します。本日は、族長時代以前の3人、アベル、エノク、ノアのうち、アベルとエノクの生き方について見ます。
集会資料(PDFファイル)は、次をクリックしてください。
音声メッセージは、次をクリックして、次に現れる画面の音声再生スタートボタン「▶」をクリックしてください。
https://www.dropbox.com/s/dmy2nnwfz6ed2yp/180311%E7%86%8A%E6%9C%AC%E9%9B%86%E4%BC%9A.mp3?dl=0