おはようございます。今朝の熊本は曇り空、少しひんやりします。私たちのために全国の仲間が祈ってくださっていることを心から感謝申し上げます。
まず、オリーブの家のファミリーの方々、そして熊本聖書フォーラムのメンバー、全員が無事でいることをあらためてお知らせします。こちらは、依然として活発な地震活動が続き、震源地も東の阿蘇や大分県であったり、南西の八代市であったりと、九州島全体が揺れているという感じです。しかし、地震の頻度については減少しています。発生後1週間は1日平均約100回でしたが、ここ数日は40回程度になっています。
昨日からは、熊本市中心部繁華街の店やデパートが一部営業を再開しました。久しぶりに明るい売り場を歩いていると、気持ちも明るくなってきます。
もちろん、一歩外へでると、古い建物が倒壊していたり、ビルのガラスが割れ、看板が落ち、古いビルになると大きな亀裂やひび割れが走っていたり、がれきが駐車していた車に覆いかぶさっていたり、という震災現場が至るところにあります。ヘルメットをかぶった市の担当者が何組にも分かれて、建物の安全確認に回り、赤い紙、黄色い紙、緑色の紙を建物入口付近に貼っていました。赤は「倒壊の危険あり・立ち入り禁止」、黄色は「要注意」です。
このような中、昨日はオリーブの家の事務所移転を行いました。ファミリーの方々が総出で、高齢の方は軽い荷物を、若手は机やキャビネットを運びました。移転先は、今のオリーブの家の家主様が別に所有しておられる賃貸物件で、鉄筋コンクリート造りのワンルーム2部屋です。熊本市の中央区に位置し、、南区の青木兄のご自宅から西区のオリーブの家に行く経路の途中になります。
この移転は仮のもので、オリーブの家の建物の修繕ができたら、戻る予定です。また、食事室やファミリーの人たちの居室部分は、壁にひびが走ってはいますが、当面住むためには支障はなさそうなので、地震活動がおさまったら、戻って引き続き使用する予定です。
避難から復旧へと連日の活動が続きました。きょうは、青木兄たちは避難先の教会での礼拝、私は熊本聖書フォーラムの集会と、主の前に静かに過ごす一日としたいと思います。全国の皆様の上にも主の豊かな祝福がありますように。
熊本より 主にあって
清水誠一