中川先生 フォーラムリーダーの皆様へ
主の御名をほめたたえます。
熊本市内は平静を取り戻しつつ、避難から復旧へとステージが移っています。
週が明けて月曜日、人々は続々と職場に出てきて、後片付けが始まりました。私もきょうは、背広ではなく、作業服と安全靴で出社して復旧作業をしました。崩れ落ちた天井ボード、落ちて散乱している天吊型の空調機部品、書棚やキャビネットが倒れ、金庫まで動いている状態です。16日未明の本震の揺れがいかにすごかったか、です。市内在住の社員たちは大半が、それぞれに避難所に行っていたとか、車中泊をしています。彼らの自宅の中も大変な状況ですが、皆でまずは職場を復旧させて、営業を再開すること、商品を市場に供給することを目指して取り組んでいます。きょうは幸い、水が少しですが通るようになって、会社のトイレが使用できたので、作業がはかどりました。
出社する途中では、古い木造の建物や重い屋根瓦の寺院などがあちらこちらで倒壊していました。さらに鉄筋コンクリートのマンションやビルでも、1階が駐車場や大フロアになっていて柱や壁の少ない建物ですと、その1階部分が押しつぶされて倒壊しているものが2棟もありました。熊本城の石垣は崩れ、長塀も崩落していました。天守閣の屋根瓦は落ちて、無残な姿になっています。
熊本市の学校はきょうから3日間休校です。ある私立大学では5月の連休明けまで休講にして、校舎を立ち入り禁止にし、建物の安全を確認するそうです。
皆様のお祈りを通して、主の守りをいただいていることを覚えます。本当に感謝です。
熊本より 清水誠一