熊本聖書フォーラム

熊本地震続報 4月17日

2016.04.20

カテゴリー:0 BF内連絡

中川先生 フォーラムリーダーの皆様へ

主の御名をほめたたえます。

おはようございます。熊本は地震発生から3日目の朝を迎えました。1回目のマグニチュード6.5、震度7の地震(前震)、2回目のマグニチュード7.3、震度6強の地震(本震)、いずれも夜に起きたので、睡眠不足になっていました。昨晩は余震も少しおだやかになって、おかげでぐっすり眠り、今朝はすっきりとした頭で起きることができました。きのうの夕方からの雨もあがり、朝日がさし、小鳥がさえずえっています。震災をしばし忘れる穏やかな朝、と思いきや、またぐらっと揺れます。

さて、近況をご報告します。浜崎兄は、被害の大きかった南阿蘇村の避難所におられましたが、昨日のうちに福岡に移動されて無事です。青木兄姉とオリーブの家の皆様は、熊本市内の避難所にいましたが、人でいっぱいになって、屋根の下で過ごせなくなりました。どこの避難所もそういう状況で、軒先でコンクリート床に段ボールを敷いて寝た方や、グランドや駐車場に車をとめてそこで夜を明かす人も多いです。池本姉は熊本市北高校のグランド、野村姉は天水町の駐車場で、それぞれ車中泊でした。

オリーブの家の皆様は、青木兄からもリーダーズメールに連絡がありましたように、昨晩は教会の会堂で過ごしました。その教会の牧師先生は、刑務所の教誨師をしておられます。青木兄たちも昨晩はよく眠れたそうです。きょうは日曜日ですが、保護観察所から支援物資をいただけるそうです。長崎にいる支援者の方(この人はオリーブの家から社会復帰した第1号の人です)からは、水をいっぱい積んで駆けつけるとの連絡もあったそうです。お世話される側が次にはお世話をする側になる、という中川先生と青木兄のビジョンがひとつひとつ実現していっていると思います。

私は、明日の月曜日からはポリタンクの水を持参して出社です。オフィスや倉庫を片づけ・整理して、一日も早く平常に近い事業活動をして、県民の生活安定に寄与したいと思います。

全国のフォーラムリーダー、兄弟姉妹から暖かな励まし、そして何よりもお祈りをいただき、心から感謝申し上げます。今のところ物資で困っているものはありません。断水で水の問題はありますが、熊本市郊外に行けば調達は可能ですから、どうぞご心配されませんように。今、一番の課題は、オリーブの家の運営を今後どうするかです。今回の地震でお借りしているアパートが大きなダメージを受けました。1回目の地震での被害状況は私も視察しましたが、2回目の本震でのダメージはそれをはるかに上回る状態とのことです。神さまが次にどのように導いてくださるのか期待しつつ、祈っております。皆様にもお祈りのうちに覚えてくだされば、幸いです。

 熊本聖書フォーラム 清水誠一

熊本聖書フォーラム

代表 :清水 誠一

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