2020年6月20日
□中間時代と冬の祭りハヌカ
旧約聖書の最後の預言者はマラキです。このマラキの後、新約聖書の福音書でイエスが誕生するまでの時期を中間時代と呼びます。
中間時代において反キリストの予表となる人物が登場しました。前回までの6回にわたり、中間時代の歴史的位置付け、メシア待望につながる時代精神、そして反キリストの予表となる人物についての預言とその成就などを扱いました。
反キリストの予表となる人物からエルサレムを奪還し、神殿を清め、再び神殿を奉献した出来事を記念して、冬の祭りであるハヌカがユダヤ人の間で年中行事となりました。
神殿の再奉献のときに、神殿の燭台の油が本来1日分のところが8日間燃え続けたという伝承により、ハヌカは、別名、光の祭りとも呼ばれています。
□今回のテーマは、真の光の奇跡
ヨハネの福音書では、イエスが十字架にかかる前の年の秋の祭りで、ご自分を「世の光」であると宣言され、そして冬の祭りハヌカにおいて、神性宣言をしたことが記録されています。
光というキーワードでヨハネの福音書の記事を読むとき、真の光の奇跡とは何かが見えてきます。
今回は、中間時代に関するこのシリーズの最終回です。
□集会用資料(PDFファイル)
詳しい資料(7ページ)と要約したスライド資料(10ページ)の2種類です。
□音声録音(MP3)
集会の実況録音は次をクリックしてください。ドロップボックスというサイトに入りますが、ユーザー登録などは必要ありません。音声再生のスタートボタンをクリックすれば聴くことができます。今回の録音時間は約68分です。
https://www.dropbox.com/s/f154dvdcdhfjbz4/200620%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E9%9B%86%E4%BC%9A.mp3?dl=0