2019年1月19日
□ この学び全体のアウトライン
2018年5月から、「死後の世界」をテーマに学んでいます。この学び全体は、四部構成になっています。
第一部 死とは何か
第二部 人は死んだら、どこへ行くのか
第三部 死者の復活
第四部 新しい天と新しい地での永遠の生活
死後の世界について理解するためには、まず「死」とは何か、を知らねばなりません。そのことを学ぶのが第一部です。
第二部は、肉体の死から復活までの間、霊魂はどこで、どのような状態にあるか、です。
第三部は、死者の復活です。信者の復活は、幸いなる第一の復活とも呼ばれます。時期は後になりますが、不信者も復活します。ただし、これは恐るべき第二の復活です。その行先は「火の池」、永遠の苦しみの場所です。聖書ではこれを、「永遠の滅び」、また「第二の死」と言います。信者には第二の死はありません。
第四部は、私たち信者の最終的な行先、新しい天と新しい地についてです。
□ 第二部のアウトライン
第二部の「人は死んだら、どこへ行くのか」は、2つの章に分けて学びます。
第1章 肉体の死後、人の霊魂はどこへ行くのか(死者の場所)
第2章 復活までの中間的状態
肉体の死とは、からだから霊魂が分離することです。また、からだから分離した霊魂は、消滅せず、明確な意識を持ち続けます。
では、死者の霊魂はどこへ行くのでしょうか。これが第二部第1章のテーマです。
フルクテンバウム博士の論文「The Place of the Dead(死者の場所)」に基づきます。
□ 本日の内容
本日から、第二部 第1章 「肉体の死後、人の霊魂はどこへ行くのか(死者の場所)」に入ります。
第1章のアウトラインは、次の通りです。
第一に、目に見えない世界を指す用語
第二に、旧約時代における死者の行先
第三に、メシア昇天以降の現代における死者の行先
第四に、将来における死者の行先
本日は、第一の「目に見えない世界を指す用語」です。今回を含めて3回に分けて、全部で13の用語を学びます。
13の用語のうち、「地獄」を除く12の用語は聖書の中にあります。
「地獄」という用語は聖書にはありませんが、死者の霊魂が行く場所、それも苦しみの場所を指す用語として一般に使われています。そこで、「地獄」を聖書の中の12の用語にあてはめると、どの用語に最も近いのか、ということも理解しておきたいと思います。
では、本日は、13の用語のうち4つ、シェオル、ハデス、アバドン、穴、これら4つの用語について学びましょう。
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