福岡バイブルスタディ(福岡集会)

安息日とキリストの律法

2024.03.06

カテゴリー:r 信者の生活ルール

□質問

2024年2月17日の福岡集会で、モーセの律法の中の十戒とキリストの律法とを比較し、十戒にあってキリストの律法にないものは、安息日に関する規定であることを学びました。

それに関連して、質問がありました。

安息日は守らなくてもよいというキリストの律法は、いつから適用されるのでしょうか? ペンテコステの時からでしょうか?

たしかに、キリストの律法は、新約聖書に中に記されていて、新約聖書を構成するそれぞれの巻物(手紙)が書かれていきながら、その中で徐々に啓示されてきたのですから、一気にペンテコステの時に明らかにされたというわけではありません。
今回の質問は、その点を踏まえての疑問から出たものです。

□回答

論点を3つに整理して、お答えします。

第一は、モーセの律法が終了したのは、いつか?
イエスが十字架にかかった日、紀元30年4月7日です。
イエスが大祭司となり、ご自身を永遠の犠牲としてささげられた、この日に、モーセの律法は終了しました。

第二は、キリストの律法がスタートしたのは、いつか?
紀元30年の五旬節の祭りの日、使徒の働き2章、いわゆるペンテコステの日です。
キリストの律法に関する啓示は十字架の前から始まっていましたが、信者がキリストの律法を守る力は、聖霊によります。
聖霊が降臨したペンテコステの日から、信者はキリストの律法を行うことができるようになりました。

第三に、安息日を守らなくてもよくなったのは、いつか?
モーセの律法の終了と同時です。
キリストの律法によって守らくてもいい、となったのではありません。
モーセの律法が終了したから、守らくてもよくなったのです。

□資料

それぞれの答えについて、詳しい説明は、次の資料をクリックしてください。
PDFファイルで、7ページです。

質疑応答20240301

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