2021年11月22日
□新約聖書の中の奥義第17回における質問
福岡集会では、「新約聖書の中の奥義」というテーマに取り組んでいます。
第17回11月20日の集会において、次のような質問が出されました。
「獣」は、大患難期の前半では世界的な覇権国家としての「第四の国」を指し、大患難期の後半では「反キリスト」を指すとのことですが、具体的に黙示録の箇所のどこがそうなのか、教えてください。
□回答
旧約聖書のダニエル書には、4つの世界的な覇権国家が「獣」の姿で登場します。
黙示録の「獣」は、その「第四の国」です。
第四の国の統治形態は、七つの段階を経ていきます。今、私たちは第四の国の第六段階の時期に生きております。
そして今の第六段階の時期は、大患難期の前半まで続きます。
大患難期の後半は、第四の国の統治形態の最終段階であり、「反キリスト」による独裁的な世界支配です。
よって、大患難期の中間以降は、「第四の国」=「反キリスト」という状態になります。
そのため、黙示録では、「獣」は、大患難期の前半について語るときは、「第四の国」の統治形態全体を指し、大患難期中間以降は「反キリスト」その人自身を指します。
ご質問にありますように、具体的に黙示録の箇所のどこがそうなのかを、次の資料(11月22日付け)に表としておりますので、ご覧ください。
□資料(PDFファイル)
資料は、PDFファイル2ページです。