□新約聖書の中の奥義
新約聖書の中には、「奥義」ということばが、28回出てきます。
共観福音書と呼ばれる、マタイ、マルコ、ルカの3つの福音書では、各1回、計3回使われています。
いずれも「神の国の奥義」と呼ばれる、第1番目の奥義を教えています。
そして、使徒パウロが記した書簡の中で21回、使徒ヨハネが記した黙示録の中で4回使われています。
その中では、神の奥義の第2番目から8番目まで、と、サタンの2つの奥義が教えられています。
奥義というと、日本語の感覚では、何かしら極意のような、よほど信仰生活を重ねたベテランの信者だけに関係することであるかのような印象がありますが、新約聖書でいう「奥義」とは、実にシンプルな意味です。
それは、「旧約聖書では全く啓示されていなかったことで、新約聖書において初めて明らかにされたこと」を意味します。
パウロは、エペソ6:19~20において、「福音の奥義」という表現をしています。
それは、福音を宣べ伝えることは、奥義そのものを教えることにつながっているという表現です。
奥義は、決してベテランの信者だけのものではありません。
福音の真髄ともいえるもの、そして宝のような知識なのです。
すべての信者が奥義を知って、霊的に成長し強くなることが、神のみこころです。
福岡集会では、2020年7月から「新約聖書の中の奥義」に取り組んでいます。
□この学び全体のアウトライン
この学び全体のアウトラインは、5部構成になっています。
- イントロダクション
- 奥義としての神の国
- 教会に関する5つの奥義
- イスラエルが頑なになることに関連する奥義
- サタンの2つの奥義 と それを打ち破る神の8番目の奥義
□イスラエルが頑なになることに関連する奥義
第四部では、ローマ人への手紙9章から11章までを学び、イスラエルによるメシア拒否について学びます。イスラエル民族と異邦人が神の計画の中でどのような位置づけにあるのか、そのことを正確に知ることは、聖書を理解する重要なカギの一つです。今回は、第四部のまとめになります。
次回から、第五部のサタンの2つの奥義に入ります。今回は、その前提知識として、黙示録の構成について学びます。黙示録は難解な書と言われますが、その構成がわかると、理解が容易になります。
□実集会は感染防止に配慮しながら実施します
コロナ感染拡大防止のため、次のような措置をとります。
- 会場は九州キリスト教会館3階の会議室です。感染対策をする中で、定員15 名限定とします。参加ご希望の方には、事前に090-7982-5885【清水ゆかり】までご連絡ください。オンラインでの参加が困難な方、求道中の方などを優先的にご案内します。
- 当日参加の方は、体温が平熱であることを確認のうえ、マスク着用にて、ご来場ください。
- 会場入り口でも検温、手指の消毒をしていただきます。
- 集会用資料は、事前にホームページにアップされたものを印刷出力して参加者ご自身で持参ください。
- 印刷出力できない場合などは、参加申し込みの際にお知らせくだされば、こちらで準備いたします。その場合、実費相当分として1部100円のご負担をお願いいたします。
□オンラインでの参加
15分前からオンラインで開場しますので、お早めにアクセスしてください。
可能なら、下記の集会資料を印刷出力してお手元においてご参加ください。
参加のためのURLは次のとおりです。
トピック: 聖書フォーラム福岡集会10月16日
時間: 2021年10月16日 01:30 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/3570888954
ミーティングID: 357 088 8954
パスコードが必要です。参加予定の方々に別途お知らせしております。
お知らせ通知を受け取っておられない方、初めて参加ご希望の方は、
メールアドレス seiichi.shimizu777@gmail.com (清水誠一)へ 参加申し込みください。
折り返しパスワードをお知らせします。
□集会用資料
集会資料は、次のとおりです。できればダウンロードして印刷され、お手元において集会にご参加ください。
資料(PDFファイルが2つです。 Aが3ページ、Bが3ページ、合わせて6ページです)