2020年2月15日
□ 中間時代
中間時代とは、旧約聖書の最後の預言者マラキから新約聖書の福音書(メシアの誕生と公生涯)の時代までの間、約430年間を指します。
中間時代の信仰者たちが抱いていた希望は、メシア待望です。そして、彼らにとって、メシアが来ることと「主の日」が来ることはセットです。
□ 主の日
主の日とは、神のさばきが地上の諸国諸民族の上にくだり、諸国の王座が覆る時期です。この時期を経て、イスラエル王国が地上に再興され、メシアが王となります。
メシアの支配はイスラエルだけにとどまらず、全世界に及びます。メシアは、神による平和と正義によって世界を支配します。これが神の国です。
□ 主の日と反キリスト
主の日の期間は7年間です。その後半の3年半の時期は、イスラエル民族にとって「かつてなかったほどの苦難の時」として予言されています。イスラエル民族に激しい攻撃をかける人物が反キリストです。彼は、ダニエル書では「小さな角」、「来るべき君主」などと呼ばれ、新約聖書では「不法の人、滅びの子」、「反キリスト」、「白馬の騎士」、「獣」と呼ばれる人物です。
□ 中間時代における反キリストの予表
中間時代においては、反キリストの予表となる人物が現れました。そのこともダニエルによってあらかじめ預言されていました。中間時代においてそのような人物が現れたことで、将来の信者は、主の日において登場する反キリストを明確に認識することができます。
□ 本日の内容
第二部では、中間時代に登場した「反キリストの予表となる人物」について扱います。
反キリストの予表に関する預言は、ダニエル書に2か所あります。ダニエル書8章9~14節「小さな角」と11章21~35節「卑劣な者」です。本日は「小さな角」、次回に「卑劣な者」をと、2回に分けてこの預言を学びます。
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