賛美歌「きよしこの夜」が初めて歌われたのは、1818年12月24日オーストリアの小さな村オーベルンドルフの聖ニコラウス教会でした。
この教会で1817〜1819年、司祭を務めたヨーゼフ・モールが着任前に書いた詞に、この教会のオルガン奏者で教師のフランツ・クサーヴァ・グルーバーが感動的なメロディーを付けました。当時、欧州を戦場と化したナポレオン戦争により、オーベルンドルフの人々は、何年もの間厳しい状況に置かれていました。社会全体を覆う圧制の暗い空気に対して、モールとグルーバーは、この賛美歌によって、少しでも人々に希望を与えたいと願ったのです。彼らのその願いは、後の時代においても、神様によって聞き届けられています。200年経た今日、300の言語に翻訳され、世界中の人々に愛唱されているのが、何よりの証拠です。
さて、12月17日(月)の恵比寿マンディは、13時から15時までの間、恵比寿カルフールで開催します。皆様のお越しをお待ちしております。
〔内容〕①聖餐式 ②12月3日集会で出題した《クリスマスに関するクイズ》の回答と解説 ③当日の東京定例会クリスマス・メセージの分かち合い