同志社大学の礎を築き、キリスト教の布教に努めた新島襄(1843.2.12〜90.1.23)は、若い頃から非常に短気でした。聖書に出会って後もその気性はなかなか変わりませんでした。
しかし、妻・八重が語る次の言葉は示唆に富んでいます。
「襄は、気の短い、ごく怒りっぽい人間でありました。しかし、どんなに怒っても、直ちに自制してしまうのは、真似のできないところでした。」
エペ4:26に「怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。」(新共同訳)とあります。怒りが常に罪というわけではなく、むしろ、怒らなくてはいけない場合もあります。しかし、怒り続けることは罪であり、サタンに付け入る隙を与えるので、怒りの感情をコントロールすることが大切であると、この聖句は教えています。
さて、2月5日(月)の恵比寿マンディは、13時から15時までの間、恵比寿カルフールで開催します。皆様のお越しをお待ちしております。
〔内容〕ヘブル人への手紙第29回の分かち合い、聖書Q&Aなど