4月16日(日)は、キリスト教界では、「復活祭」、ユダヤ教界では、「過越の祭り」の第6日目です。
「過越の祭り」「7週の祭」「仮庵の祭」は、旧約聖書における三大祭り(すべて巡礼祭です)で、それらには預言的意味があります。
○過越の祭り
これが最も重要な祭りです。ユダヤ暦の最初の月、ニサンの月(今の3-4月)の14日に祝われました。これは、出エジプトを記念するために定められた祭りです(出12章)。この祭りは、主イエスの十字架の死による罪からの解放を預言するものです。
○7週の祭り(ペンテコステ)
過越の祭りと7週の祭りの間に50日の間隔があるので、「第50」を意味するペンテコステ(ギリシア語)という名称が付けられました。これは、シナイ山での律法の賦与ふよを記念する祭りです。この祭りは、聖霊降臨を預言するものです。
○仮庵の祭り
贖罪の日の5日後、チスリの月(今の9月、10月)の第15日に始まる祭りです。7日間続き、最初と最後の日には聖なる会合が開かれます。これは、その年の収穫の終わりを告げる祭りであり、イスラエルの民が荒野を放浪したことを記念する祭りでもあります。この祭りの間、人々は木の枝で作った仮小屋の中に住みます(レビ23:39:43、民29:12ー38)。
この祭りは、メシアの再臨によって確立するメシア的王国を預言するものです。
さて、4月17日(月)の恵比寿BFでは、「聖餐式」と「洗礼式」について学びます。
またフォーラムの中で、イースター聖餐式も行いますし、フォーラム後には、会場を写して、洗礼式も執り行われます。