東埼玉聖書フォーラム

【活動報告】第1回 春日部バイブルスタディ 2020年8月9日(日)

2020.08.16

カテゴリー:活動報告

【実施状況】

1、参加人数 5名(他にZOOMによる参加6名)

2、場所・時間 重森宅 14:00~17:00

【学びの内容】

・「3分でわかる聖書」 神を「父なる神」と呼ぶのはどうしてですか

・「60分でわかる新約聖書」 マルコによる福音書

①困難な状況の中で生きるローマのクリスチャンたちに、「イエスの弟子であることの意味」を再確認するために書かれた。それゆえに、「どうしたら救われるか」(救済論)よりも、「どうしたらイエスの弟子になれるのか」、「イエスの弟子がいかに生きるべきか」といういわば ‟弟子道” に強調点があることを知り、その弟子道の究極として、マルコ8:34-35を取り上げました。また弟子道に関連して、kenosisの概念(「ご自分を無にして」ピリピ2:7)を学びました。

②イエス様の座っておられる辺りの天井をはがして病人が運び込まれたペテロの家や、ペテロの信仰告白があったピリポ・カイザリアの自然豊かな風景、最後の晩餐の場所となったマルコの家の写真を見ながら、イエス様の時代に思いをバックスリップした。

【分かち合いの内容】

①第1回伝道旅行の時に一人で帰ったマルコ(使徒13:13)が、その後忠実な牧会者として成長(Ⅱテモテ4:11)し、マルコによる福音書を執筆したことを知り、励まされた。

②kenosisの概念を学んで、イエス様の弟子としての、真の謙遜の意味を考えさせられた。

③マルコによる福音書のテーマ(kenosisの概念)としてピリピ2:7を学んだが、その「ご自分を無にして(κενοω:ケノオー)」ということが、具体的にしっくりとイメージできない、新約聖書のどこかにそれを別の言い方で表現している箇所があったと思うが・・・というご質問がありました。そして他の参加者より、第2コリント8:9がそれを言い当てているのではないかとの発言があり、皆で非常に納得できました。 第2コリント8:9「すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。」

【特記事項・次回案内】

分かち合いをして、疑問点を出すことで、学びが一層深まることを学びました。また思い出せない聖句など、皆で助け合う事の大切さを学びました。感謝です。

次回は9月13日(日)14:00~、重森宅にて、60分でわかる新約聖書「ルカによる福音書」の予定です。またZOOMとの併用による開催は次回より、行いませんので、宜しくお願い致します。

東埼玉聖書フォーラム

代表:重森 保人

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