熊本聖書フォーラム

熊本地震続報 4月22日

2016.04.22

カテゴリー:0 BF内連絡

主の御名をほめたたえます。

地震発生から一週間、復旧への取り組みが本格化しています。スーパー・コンビニの営業が次々と再開し、生鮮食品も店頭に並ぶようになってきました。建物の安全確認やトイレなどの店内設備復旧がまだのところは、とりあえず駐車場で青空販売を始めるところもあります。また、熊本に物資を入れるばかりではなく、熊本から首都圏への農産物供給も再開しようと関係者の努力が続いています。

交通網の方は、JR鹿児島線(在来線)が運行再開、新幹線は福岡(博多)と熊本との区間について明日かあさってに試運転開始です。

さて、青木兄姉はじめオリーブの家のファミリーは、元気にしておられます。今お世話になっている場所は、教会の会堂です。鉄筋コンクリート造りの安全な建物です。1階が炊事することもできる集会室、2階が礼拝堂です。10名前後の一行が、1階の集会室で起居を共にしています。

地震直後に熊本市の指定避難所である池田小学校に行ったときは、防災計画上は避難のときに使うはずの体育館が地震の影響で安全確認できるまでは立ち入り禁止だったそうです。そのため、一行の中の車イスの方はそのまま車イスで二晩を過ごされました。この教会に来てやっと、身を横たえることができて助かったと言われていました。その後、青木兄姉と体を動かせるメンバーが、オリーブの家から寝具やベッドを運んできて、安眠できるようにもなさいました。

この一連の対応の中で、10人乗りの自動車がとても役に立ちました。この車は、地震の数日前に寄贈を受けたばかりでした。主からの助けが備えられていたのです。

救援物資の方は、湘南平塚聖書フォーラムからの物資が届きました。また福岡からは、中嶋兄姉ご夫妻が、お仕事を終えて夜の時間帯を使って熊本まで自家用車でお越しになり、私の家に救援物資を届けてくださいました。これを本日の朝、教会に持っていき、お渡しすることができました。今後、全国の皆様からのお心のこもった贈り物が届くことかと存じます。主にあるフォーラムの絆、すばらしいです。皆様の上にも、主の豊かな祝福がありますように。

オリーブの家の復旧修理や一部の機能を移転させることなど、次のステップに向けて、青木兄はすでに行動を開始されています。避難から復旧へ、またこれらのことを通して福音宣教が前進しますように、どうぞお祈りに覚えてください。

熊本聖書フォーラムとその関連の集会について、ご報告します。明日23日のみやま市での家庭集会は、依然として地震活動が活発であることを考慮して中止する旨連絡がありました。

24日の日曜日は、熊本聖書フォーラムの定例集会です。熊本市内在住の兄弟姉妹だけででも、共に祈り、これまで守られたことに感謝するひとときを持ちたいと思い、予定どおり開催したいと願っております。

熊本聖書フォーラム

代表 :清水 誠一

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